BS映画 ギルバート グレイプ
1993年 アメリカ映画 ラッセ ハルストレム監督(スエーデン)
知的障害者の弟、
夫の自殺後一歩も家を出られなくなった超肥満の母
母代りに家事をする二人の妹
その中で父親の役割を果たす24歳の長男
その名前がギルバート グレイプ
荒涼とした田舎町 逃れようのない責任とそれを持つ哀しみ
をジョニーデップが演じている
死後の母を
廃屋同然の我が家と一緒に燃やし
兄弟姉妹それぞれが旅立つ
兄は障害の弟と一緒に
自身の未来を手に出来るかもしれない、、、、と
見るものにわずかの安堵を与えて 映画は終わる
主題のように描かれるのは知的障害者(ディオナルド ディカプリオ)
に対するやさしさ と 葛藤かもしれない
ただ 病的肥満の母だけは
どんな場合でもこの息子を守ろうとする
深い湖のように、、、
恋人となるベッキーの存在はギルバートの 「希望 」だろうが
弟や母への深い理解を示す女の子であるから
恋人たり得た
現実には難しい事だけど、、、、
* 女優さんというのは美しすぎてマイナス、、ということはまず ない、、だろう
ディオナルド ディカプリオは甘いマスク故に、、、損、、したんじゃないか
こんなに凄い演技派であるのに、、、、、