「愛、アムール」

梅田スカイビル
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3階 
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シネ・リーブル梅田 
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1回目 10時40分上演の「愛、アムール」
白髪の男女も多く、満席でした

パリの音楽家夫婦の老いとその終局を描いた映画

迫力のあるピアノの旋律にはじまり
台所で蛇口から 流れ続ける水の音
 
風呂場のシャワーの音
トイレの水洗の音

寝室の寝息、、、
手紙を書く ざらついたペンの音

なんでもない日常の音が 
病と老いによって、、、変調して行く老人達のおののきを
表しているかのように感じられた

監督は1942年生まれだそうです
病を得て老いを生きる事 は特別な事ではない

裕福でなくても 教養がなくても 老いは平等
私のような者にも確実にやってくる
 
映画の老夫婦の妻に自分を重ねて観ていた
そして 尊厳を保てない状態になった時でも
人は生きる事を望むだろうか?、、と

私は望まない、、な、、多分、、
この映画が特別なものではない 

今、世の中ですでに起きている 事柄だから、、
新聞記事でも 度々みるじゃあありませんか

死も老いも そして夫婦の愛も 
パリであれ 日本であれ変わりはしない

映画のパンフには「人生はかくも長く、素晴らしい。」
と、、ありましたが

その後に続けるなら、、、「そして、残酷」

老いて 病に倒れた時の自分を リアルに見せてくれた
気がします

恐らく 病院でしか死ねないな、、私の場合
その時の 自分の尊厳?   わからんなあ
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1944年生まれ、69歳のわたし。