フローズン・リバー
2008年 コートニー・ハントという女性監督のアメリカ映画
カナダと北アメリカの国境を流れる
冬の寒さで固く凍るセントローレンス川
北アメリカの先住民であるモホーク族は
カナダ側にもアメリカ側にも「保留地」と
言われる居住区があり
一定の自治権が与えられているよう
この自治権 というか 保留地ルール を
悪用して行われる 不法移民の密入国
これに手を染める 女ふたり
2人の子供を抱えて、生活に追い詰められた レイ と
「保留地」に住む モホーク族の ライラ
ライラも幼い子供を持つが
夫の死後 子供は手元にいない
雪の荒涼とした背景で進められて行く物語なのに
最後は
体、全体 豊かな何かに包まれた
人間の持つ 母親というものが持つ
深い想いに 心をつかまれる
人間を肯定して生きて行ける社会であって欲しい
厳しさが増す 世の中だけど、、、