BS映画 浮草

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小津安次郎監督作品 昭和34年(1959年)

小津監督のただ1本の大映作品

浮草稼業である 旅役者の一座とその周辺の人間模様を描いた映画

封切りは14,5歳 映画漬け人生を歩んでいたころだけど 

あの頃はどこの場面をどう見たのだろう

戦後10年位の時代 出てくる飲み屋や 床屋 その家屋の中の佇まいが

懐かしい 

そういう雰囲気に近い港町が ふるさとだから、、、かもしれない

山田洋次監督の寅さんの画面に感じる 慕わしさのようなものより

もっと 緻密でかつ印象にのこる画面

たとえば なじみの女(杉村春子)の家の

裏庭に咲く 大きく 太く 赤い 数本の鶏頭の花 

(この家の主の 存在の確かさを 象徴しているかのような、、、)

題名の 「浮草」 との対比とも、、、思える